【本のまとめ】できる人の勉強法

読書ログ

東進ハイスクールの講師として有名な安河内哲也氏の著書「できる人の勉強法」を読んで得られる学びのうち、3つ取り上げます。

2006年に出版されたにもかかわらず、今現在でも十分活用できる勉強方法を紹介しています。

  • 本記事の対象読者像
    • 勉強方法を身に付けたい人
    • 勉強のやり方がわからない人
    • 勉強した内容が身についていないと感じる人

学び1:勉強は時間対効果を考える

皆さんは勉強する際、どのようにノートを取っていますか?
青ペンと赤ペンで重要な部分を色分けて、特に重要なところは黄色マーカーでハイライトをする。綺麗な図形が描けるまで何度も書いたり消したりする。
綺麗にノートを書くことで頭が整理されて、後々復習するときにも便利です。
しかし、ノートの作成だけで半分以上の時間を使っていませんか?
今回取り上げている本において、勉強で一番大切なことは時間対効果であると述べています。一定の時間の中でどれだけ、たくさんの勉強をしたのかが重要なのです。
ノート作りは無駄な作業であり、勉強ではない。作業時間と勉強時間を混同している人が多すぎる。分けて考えなければいけない。常に、自分がやっていることは勉強なのか、作業なのか自問自答する
これは勉強ではなく作業になっているなと感じたら、すぐに止めてください。考える作業、問題を解くことに時間を割くことが勉強になります。

学び2:遊びと勉強の垣根を取り払う

勉強=苦しいもの、という考えをお持ちですか?私も学生時代、同じように考えていました。

勉強というのは、ゲームする時間を我慢して行うもの、楽しくないものだという考えをもっていました。

この本は、それを真っ向から否定しています。

何かを学ぶ上で、遊びと勉強の垣根はどんどん取っ払ってしまった方が良い。
他人からは遊びと思われるようなものでも、勉強していることにしてしまっていいのです。それこそ、英語の勉強という一環で洋画をたくさんみたり、英語の漫画を読んだり。ものは考え用だと思います。
厳密に「これは勉強」「あれは遊び」というふうにくくってしまうと、モチベーションを維持することは難しいと思います。
ならば、広義としての「勉強」という風に考えて、やること全て勉強につながっていると思えば継続しやすくなります。

学び3:能ある鷹は爪をチラッと見せる

いくら勉強して新しいことを身につけても、それを発揮しなければ意味がありません。
他人がいつか気づいてくれる?
そんなに世の中甘くないです。他人はあなたのことに時間を割くとは限りません。なぜなら自分たちのことで忙しいから。
それならば、自分から能力をアピールしなければいけません。
この本は、自分のスキルをアピールすることの重要性をしっかりと強調しています。日本だと、自分がすごいっていうことをアピールしすぎると、「みっともない」「はしたない」と思われがちですよね。「能ある鷹は爪を隠す」ということわざがあるように、ひけらかす文化は持ち合わせていません。
しかし、これは逆にいうと少しでもアピールすることで、人の目に留まりやすくなるのです。それを、本書では「能ある鷹は爪をチラッと見せる」と表現しています。

まとめ

今回は安河内哲也氏の著書「できる人の勉強法」を紹介しました。

  • 勉強は時間対効果を考える
  • 遊びと勉強の垣根を取り払う
  • 能ある鷹は爪をチラッと見せる

 

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