今回は、山口周氏の「読書を仕事につなげる技術」から得られる学びを紹介いたします。
- 本ブログ記事の読書像
- 本はたくさん読んでいるけど、読んだ内容を仕事にどう活かすか分からない人
- 「読書を仕事につなげる技術」を読んでみたい人
学び1:基礎体力を作るための読書と個性を形成する読書がある
皆さんは普段、どのような本を読みますか?
小説やビジネス書、エッセイなど様々なジャンルの本が存在します。私自身は最近よく歴史に関する本を読んでいます。
さて、今回取り上げている本では、読書を2種類に分けています。一つ目がビジネスの名著を読み、ビジネスにおける基礎体力をつける読書。そしてもう一つが、教養に関する本を読み、個性を形成する読書です。
ビジネスの名著ってなんですかね、、、私はデールカーネギーの本が思い浮かびます。
ビジネス書は、名著を繰り返し読み、読書ノートは取らない。ビジネス書は、学んだ事実や示唆を、日々の仕事の中でそのまま実践すれば良い
学び2:自分をプロデュースする
さて、学び1で教養書は読書ノートを作成することについて述べました。
では、読書ノートからどのような学びを抽出していけばいいのでしょうか?
そのテーマを決めるために、この本が意識を促していることが、「自分をプロデュースする」という視点です。
これは自分なりの掛け算をどのように作っていくかということでもあります。
どの分野についても、そつなく知っているのはお勧めしません。一部に特化してて偏った教養を持つ方が、自分のブランディングという観点からは望ましいものと考えられます。
学び3:本は未完成な作品である
ところで皆さん、本はどのようにして購入していますか?
紙の本を購入する人、電子書籍で購入する人、音声で購入する人。
現在は様々な形式の本を購入することが可能になりました。私は基本的に電子書籍で購入して、専門書は紙形式で購入するようにしています。
今回取り上げている本では、購入した時点において本は未完成な作品であると述べています。これは、読者と著者との対話を通じて、様々な書き込みがなされ、一つの作品として完成されることが理想だからです。
ここでは、「対話」という言葉が重要だと思います。
本に書かれていることに、そのままそっくり従うのではなく、批判的な目線で本の内容を吟味しないといけません。それが、本記事で取り上げている本の中での「読者と著者との対話」だと思います。
そして対話というのは頭の中だけで繰り広げるものではありません。本の中に書き込まれる形で、具現化されていきます。
個人的には、本の中に書き込む必要はないかと思います。現に私も、基本的に本は電子書籍で購入し、いかなるジャンルの本でも読書ノートを作成するようにしています。読書ノートで、自分の考えた内容をまとめています。
このようにして、本の著者との対話ができるように読書することが、本からの学びを深める1つの手段になります。
まとめ
今回は、山口周氏の「読書を仕事につなげる技術」を読んだ学び3つをまとめました。
- 基礎体力を作るための読書と個性を形成する読書がある
- 自分をプロデュースする
- 本は未完成な作品である
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