出口治明氏の「人生を面白くする本物の教養」から、学びとなる点を3つ抽出し、私の考えをまとめました。
- 本記事の対象者
- 教養とは何かを知りたい人
- 「人生を面白くする本物の教養」を読むことで、どのようなことを学べるのか気になる人
学び1:教養とは人生を楽しむためのツール
学び2:自分の意見を持たないことは自分の人生の基盤を持っていない
この本では、「海外において、大人が自分の意見の一つも持たないことは、恥である。自分の意見を持たないことは、自分の人生の基盤を持っていないということと同じ」であるのです。むしろ、ユニークなものの味方やパーソナリティが際立った考え方は、一目置かれます。
私自身も仕事を通して感じる部分です。現在の上司は外国人で、ミーティングでは意見を常にぶつけてきます。彼が自分の意見を一通り話し終えると、沈黙が訪れます。これっておそらく、他の人の意見を待っているのだとわかってきました。上司の話を一方的に聞いて従うのではなく、自分の意見を言わないといけません。
そのため特に最近は、事前に考えを練っておくことを意識しています。まず話題に上がりそうなトピックについてあらかじめ調べておくことが必要です。ただし、仕事の内容ならばいいのですが、いきなり想定してこなかった話題になったりします。
予想していなかったトピックを、あらかじめピンポイントで調べておくことは難しい。それならば、自分の興味関心や、上司の立場に立ってトピックを考える必要があります。
自分が上司のポジションであるならば、金利状況を細かくチェックするだろうな、そうすると銀行破綻のニュースがかなり注目されるだろうな、このニュースから金利乗用はどのように影響を受けるのだろうか、などと連鎖的に考える必要があると考えます。
学び3:文は人なり
文章とは、その人の人となりを示すものです。この本では、入社面接の内容を例に取って述べています。論文を書いて貰えば、どれだけ借り物ではない自分の意見を持っているかがわかるというのです。
このブログも、自分自身の考えや調べたことを文章にまとめることを意識して開設しました。
自分の頭で考えることは、人間としてごく当たり前のことですが、「考えなくてもいい時代」が戦後長く続いた余波で、私たちは当たり前のことに必ずしも順応できていないというのです。
この本は2015年9月に出版されました。その時点ですでに、考えなくてもいい時代が長く続いたことを危惧しています。ChatGPTの出現で、考える時間をAIが代替してくれるようになります。多くの仕事をAIに任せることができるので、人間は他のことに「考える」時間を割くことができます。しかし、その「考える」作業を、今までの人間ができていたかというと、それはわかりません。改めて、「考える」という作業を、どのように行うべきか、見直すことが必要なのではないかと思います。
まとめ
本記事では、出口治明氏の「人生を面白くする本物の教養」について私の考えをまとました。主な学びは次の3点です。
- 教養とは人生を楽しむためのツール
- 自分の意見を持たないことは自分の人生の基盤を持っていない
- 文は人なり
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