【本のまとめ】ミレニアム・ファルコンを作った男

読書ログ

タイトルからカッコ良すぎます。今回は、成田昌隆氏の「ミレニアム・ファルコンを作った男」から学びを3つ抽出し、私の考えをまとめます。

  • 本記事の読者像
    • 今の会社での仕事と、自分のやりたいことにギャップを感じている人
    • 「ミレニアム・ファルコンを作った男」を読むことで、何を学ぶことできるか知りたい人
    • ミレニアム・ファルコンを作りたい人

学び1:理解しているふりをしない

著者の成田氏は、NECから日興證券(現SMBC日興証券)に転職、その後アメリカのサンフランシスコ駐在員事務所に異動しました。

アメリカで仕事をするにあたり、英語の習得に苦労した話が本書では描かれています。

わかっていないのにわかったフリをして頷いたり、相槌を打って会話に参加しているフリをするようになってしまった。

ミーティングで相手から感想を唐突に聞かれても、理解できていないとは言いづらいものだから、「いいと思うよ」と曖昧な返事をして誤魔化してしまう。そう言うことを続けていると、相手は私のことをいい加減な人間だと捉えるようになる。完全な悪循環だ。

これ非常にわかります。自分もよくやっていました。聞いていなかったことを相手に知られたくないから、なんとなく回答してしまう。

最近、自分が逆の立場になったことがあるのがですが、むしろ開き直って聞いてもらった方が非常に楽だと感じます。

学び2:自分を誇張しすぎない

著者は、転職活動をする際、経歴書をよく見せるために経歴を誇張しすぎたりすることを避けるように言及しています。なぜなら、誇張した経歴書で運良く採用されても、いざ仕事を始めてみたら、経歴書に記載されているほどの能力が無いことが露呈してしまい、悪い評判が社内や業界内に広まってしまうからです。

悪い噂というのはすぐに広まります。大企業で働いている場合は、「AAA部署のBBBさんは、いつも話を盛るから信用しない方が良い」という噂が広まります。私の会社は小さいからそんなこと関係ない、という人でも、同業他社にすぐ噂が広まりまるので注意が必要です。

ただ私個人的には、少し話を誇張するのもある程度許容できると思います。そうしなければ、自分の能力が高まらないからです。自分のコンフォートゾーンを強制的に出るためには、少しきついなと思うことを与えられないと難しいと考えています。あえて自分の能力を少し誇張することで、誇張した内容に見合う仕事を与えられて、いざそれを達成できればその能力があることになります。そのため、ある程度話を盛ることも必要な時があるでしょう。

学び3:無駄を削ぎ落とす

著者のプロフェッショナリズムを感じる言葉がこちらです。

使えそうなものはとりあえず放り込んでおこうなどと言うのは、プロのやることではない

無駄に色々詰め込んでも、意味はありません。本当に必要なものだけを入れる必要があります。相手を説得する目的でプレゼン資料を作る際も、説得するのに本当に必要な情報だけを入れるように注意しています。

マクロデータはたくさん入れておいた方が良いとか、関係ない他社取引状況だけで、入れておいて損はないとか、重要な情報をたくさん入れることに注力するのは無意味です。本当に必要な情報を抽出して、どうやって伝えるかに全力を注ぐべきだと思います。

まとめ

本記事では、成田昌隆氏の「ミレニアム・ファルコンを作った男」について私の考えをまとました。主な学びは次の3点です。

  • 理解しているふりをしない
  • 自分を誇張しすぎない
  • 無駄を削ぎ落とす

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