「倍返しだ」というフレーズで一躍話題となった半沢直樹の原作本「オレたちバブル入行組」から得られる学びをまとめます。
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- 「オレたちバブル入行組」を読むことによって、どんな学びを得られるのか知りたい人
学び1:夢を諦めるのは簡単
皆さんは子供の頃の夢を覚えていますか?
いざ聞かれると、なかなかすぐには出てこないですよね。私自身も子供の頃の夢は全く覚えていません。小学生の頃からサッカーをやっていたのですが、プロのサッカー選手になるという考えすら持っていなかったと思います。
子供の頃の夢を思い出せない方でも、現在何かしらの夢や目的を持って生活をしていると思います。例えば有給をとって海外旅行に行きたい。新しい鞄や腕時計が欲しい。セブンイレブンで発売される新作スイーツを食べたい。細かいものまで数えると、夢にはキリがありません。
この記事で取り上げている「オレたちバブル入行組」から目を引いたフレーズを紹介します。
夢を見続けるのは難しい。それに比べて夢を諦めることのなんと簡単なことか。その難しさを知っているものだけが、夢を見続けることができる。
今、夢を見続けている人たちは、その難しさを覚悟で夢を見ています。諦めるのは非常に簡単なことなのです。私個人も比較的粘り強い方なのですが、「諦める=簡単なことにしか興味がない人」として思われることが嫌で粘り続けるようにしています。
学び2:独立するには「書ける」と「話せる」スキルが必要
「オレたちバブル入行組」の舞台は皆さんご存知の通り銀行です。金融機関で身につけた知識を活用して、ファイナンシャルアドバイザーなどに独立する人は現実世界にもいることでしょう。小説内では、独立するには下記のスキルのどちらか or 両方が必要だと述べています。
- 本や雑誌に寄稿し掲載されるほど「書ける」
- 何度かある講演の機会を逃さずリピーターが来るほど「話せる」
要するに、アウトプットが大切だということです。
人まで話したり、文章を書いて大勢の人に読んでもらったり。これらを得意にしている人というのはなかなかいないのではないでしょうか。正直、私も苦手です。一時期、人前で話すための訓練としてパブリックスピーキングのサークルに入っていましたが、仕事で忙しくなり途中で行かなくなってしまいました。
改めて、書く・話すのスキルの重要性を感じた次第です。。。
学び3:銀行は銀行員である必要性の恐怖感を煽る
転職って普通になりましたよね。実際に転職しなくても、リクルーターに話を聞いたりすることは増えたと思います。私の大学の同期も、3分の1くらいはすでに転職を経験しているのではないでしょうか。
さて、転職には大きく分けて2つのタイプがあると思います。1つ目はステップアップのための転職。2つ目は逃げのための転職。
ステップアップのための転職なら、自分自身が向上心を持って転職活動に取り組んでいるのでさほど問題はないと思うのですが、厄介なのが逃げのための転職。
個人的に、新しい環境で仕事をすること自体、自分の人生に責任を持ってリスクを取るので、良いことだと思います。しかし、元の職場の人たちが必要以上に恐怖感を煽ってくるのです。
銀行の悪いのは、世の中銀行が一番で、銀行員じゃなきゃ食えなくなるような恐怖感を煽ること。
まとめ
今回は、池井戸潤氏の「オレたちバブル入行組」から得られる学びと私の考えを3つ紹介しました。
- 夢を諦めるのは簡単
- 独立するには「書ける」と「話せる」スキルが必要
- 銀行は銀行員である必要性の恐怖感を煽る
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