- 本記事の対象読者
- アウトプットの仕方が分からない人
- いくら勉強しても身についた感覚がしない人
学び1:人生はアウトプットで変わる
皆さんは普段、勉強した内容のアウトプットにどれだけ時間を使っていますか?
人に話したり、ブログに書いたり、SNSで投稿したり。アウトプットには様々な手法があります。読んだ本について、これらのアウトプットを行っていますか?
今回取り上げている本では、アウトプットの重要性を説いています。それはなぜかというと、アウトプット中心の学びに切り替えないと、全く記憶に残らないからです。インプットはただの自己満足に過ぎず、自己成長はアウトプットの量に比例するのです。インプットとアウトプットは3対7のバランスにすることをお勧めしています。
学び2:インプットの直後にアウトプットする
さて、アウトプットが非常に大切であるとして、どのタイミングでアウトプットをすれば良いのでしょうか。
この本によると、インプットの直後です。脳が大量の情報を保持しているときにアウトプットすることがお勧めです。
私も、本を読んだ直後に読書ノートを作成するようにしています。本に関する記憶が脳に残っている間に、覚えている内容をメモ帳に記載するのです。思い出そうとする行為を経ることによって、脳に保持されている記憶が活性されて、長期的に思い出すことのできる記憶になるようです。読書感想は「ビフォー+気付き+To Do」の観点からまとめることがお勧めです。
また、他のブログでも多く取り上げられているエビングハウスの忘却曲線でも、直後にアウトプットすることの重要性を説いています。人間の記憶は、時が経つにつれて次第に無くなっていきます。一定のタイミングで復讐を重ねることで、記憶が身体に定着するようになります。
学び3:とりあえず書き上げる
アウトプットの手法の一つとして、ネットに文章を書くことを取り上げています。ネットで読まれるという緊張感が集中力を高め、よりよい文章を書こうとするのです。そして、この本では、30点の出来でとりあえず最後まで書き上げることが重要だと述べています。
正直いうと、100点の文章を書こうとするキリがありません。何度も推敲を重ねて、自分の納得いく文章に作り込む必要があります。1つのことに集中して時間を割くよりも、大量の文章を書くことに神経を注いだより効率的に学びを深めることができます。
まとめ
樺沢紫苑氏の著書「アウトプット大全」から得られる学び3点を取り上げました。
- 人生はアウトプットで変わる
- インプットの直後にアウトプットする
- とりあえず書き上げる
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